Doglifelabo’s カウンセラーの日々雑感

ドッグライフカウンセラー エイケイの日々雑感〜犬の話だけでなく、気になったこと色々綴っていく雑記ブログです。

2018/06/21 神様のカルテシリーズ読了

神様のカルテ3を読み終わりました。

良かったなあ。

シリーズの中では3が一番好きかもしれません。

しかし、このシリーズにはとても心打たれました。

伊坂本とは明らかに違う面白さでした。

正直こちらの方が心に訴えてくるものが大きかった気がします。

伊坂本はやはりその物語展開の奇抜さや、テーマの面白さなどからくるワクワク感に僕はすごく魅力を感じるのですが、残念、心打たれるストーリー、というとちょっと違うかな、と思います。

神様のカルテシリーズを読んで、後から気づいたのは、嫌な人が1人も出てこなかった、ということ。

登場人物はほとんどが医者・看護師・患者・そして主人公たちの友人、と限られているからでしょう。

そして、全ての人に好感がもてるのです。

伊坂作品には時々、ものすごく残酷な人やシーンが出てきて、僕にとってはそれは本当に減点対象なのですが、カルテシリーズには全く出てきません。

読んでいて、恥ずかしながら涙してしまうことが多かったのも、この本の特徴かと思います。

登場人物たちの命と向き合う真摯な生き方に心打たれてしまうんです。

唯一、残念に思うのは一止の妻のハルの描かれ方でしょうか。

「0」でのエピソードだけでなく、もっとハルの人物像を描いて欲しい。

「ハル」を主役にした本を書いて欲しい、と強く望んでいます。

読了した今、次に何を読もうか悩んでいます。

伊坂本にはすぐに戻れそうもありません。

やはりここは夏目漱石か、と思いましたが、一止ほど好きではないので、昔好きだった志賀直哉にしようかな、と。

で、柏図書館に「暗夜行路」を予約しました。

(なんでKindleにないんだろう?...)

神様のカルテ 3 (小学館文庫)

神様のカルテ 3 (小学館文庫)